「ナイトキャップ」と聞くと、カクテルの名前や、特別なお酒を思い浮かべるかもしれません。
お酒の話で使うナイトキャップは、寝る前や一日の終わりに飲む一杯を指す言葉です。
日本語では「寝酒」と訳されますが、特定の銘柄やレシピを表すわけではありません。
言葉の意味と、お酒が睡眠に与える影響を分けて見ていきましょう。
ナイトキャップの意味は「一日の終わりの一杯」
ナイトキャップは、英語で「nightcap」と書きます。
英語辞典には「寝るときにかぶる帽子」のほかに、「一日の終わりに飲む、通常はアルコールを含む飲み物」という意味が載っています。
お酒の会話や文章では、こちらの意味で使われます。
日本語の「寝酒」からは、眠るために飲む印象を受けるかもしれません。
一方、英語のナイトキャップは、夜の最後の一杯を表す言葉としても使われます。
つまり、どんなお酒かという種類よりも、飲む場面を表した呼び方です。
ナイトキャップはウイスキー?カクテル?
お酒を飲んで眠くなった経験がある人もいるでしょう。
しかし、寝付きがよくなることと、睡眠の質がよくなることは別です。
厚生労働省の資料では、アルコールは一時的に寝付きをよくする一方、睡眠の質を下げ、飲酒量が多いほど途中で目が覚めやすくなると説明されています。習慣的な寝酒にも注意が必要です。出典:厚生労働省「知っているようで知らない睡眠のこと」
「眠れないから一杯飲む」「寝酒なら体によさそう」と考えて、睡眠のために飲酒を習慣にすることは避けましょう。
ナイトキャップはお酒にまつわる言葉ですが、よい眠りを保証する飲み方ではないということですね。
ナイトキャップのよくある疑問
帽子のナイトキャップとは違うもの?
同じ英単語ですが、意味が異なります。
髪や帽子の話なら就寝時にかぶるもの、お酒の話なら一日の終わりに飲む一杯を指します。
お酒の種類は決まっているの?
ナイトキャップと呼ぶお酒の種類に決まりはありません。
ウイスキーやワイン、日本酒、カクテルなど、一日の終わりに飲む一杯を指します。
アルコール度数は何%?
ナイトキャップ自体に決まった度数はありません。
選ぶお酒の種類や、カクテルの材料・配合によって変わります。
よく眠れるナイトキャップはある?
睡眠改善を目的におすすめできるお酒は残念ながらありません。
お酒による眠気を頼りにせず、眠りのための飲酒は避けましょう。
おわりに
ナイトキャップは、特定のお酒の名前ではなく、一日の終わりに飲む一杯を表す言葉です。
意味を知ると、お酒にまつわる会話や文章も少し分かりやすくなりますね。
ただし、寝付きをよくするための飲酒は、睡眠の質を下げることがあります。
お酒は眠るための手段にせず、味や香りを楽しむものとして付き合っていきましょう。